その後の『スクール・オブ・ロック』もかなり良かったです。
 まあ、大昔の、突然脈絡もなく歌いだし、歌でストーリー展開する、いわゆるミュージカル映画は別として。(『王様と私』などは除く)
 分かりやすいところでは『ブルースブラザーズ』や『天使にラブ・ソングを…』など、音楽を軸に据えた映画にはハズレがないのではないでしょうか。
 『スクール・オブ・ロック』もそういう音楽を軸にした映画で、キャラクター描写はかなり省いていますが、それでいて印象に残る人々が多く、特に生徒達の変わっていく経過が上手かったと思います。
 アレって、普通に行けば、翌日からビョウのついた皮の服を着て、ヒャッハー言っちゃうくらい、洗脳的に変わっちゃいますよね。
 ミスターSはクソヤローですが、微妙に生徒達へ気を使っていたのも良かったと思います。その微妙さが。
 欲を言えば、保護者達が『スクール・オブ・ロック』に感動するのはいいとして、それはそれとして、にならない強引さが気になりました。
 ただまあ、こういう映画って基本アッパーですし、アレ以外の結果を持ってこられてもウーンという事になったようにも思います。


 タイトルを失念しましたが、音楽を軸に据えた映画でもダウナーなバッドエンドで終わるものもありまして。
 内容もほとんど覚えてないのですけど、確か、バイオリンか何かの教師が次第に生徒達に影響を与えていって校内が快活になっていくのですが、夜中に生徒達だけでやる何かの儀式の最中に重要な役割を占めていた生徒が事故死し、責任を取る事になった教師が去っていくとかいうのもありました。
 誰だったか、名優さんも出てたので、結構有名な映画だと思うんですけど。


 ともかく、サマーをグルービーに封じようとしたミスターSにクソワロタw
 ぐぐって気づいたサマーはえらいw


 校長は元ロッカーかと思ってた。
 アメリカって野球の映画もハズさないですよねえ。
 基本、野球と音楽の国なのかしら。いやまー、政治とかそういうのは放っておいて。


 そう言えば、【飛ぶ教室】も最後のラップ自体は微妙というかギギギだったけど、それなりにマシなリメイクだったですなー。アレはドイツだけど。