今回は、これまで99件の事件を解決してきたモンクさんの100件目の事件に密着したテレビ番組を、その番組の司会者の家で見るという話でした。



モンクさんのつもり

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< モテッシャーの野郎、さっさと別れるべきww |
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 戦慄のモテッシャー、ストーカーのマーシー、弟のアンブローズ、宿敵のハロルド、シャローナ時代の恐ろしい客室乗務員、新興宗教の教祖ファーザー、デコッシャー農場の近くで豚と人を殺した男、モンクさんの偽友人、ハロルドを殺ろうとした男、ランディー・ディッシャー・プロジェクトの猛追、経緯はこうです、エイドリアン・モンクを罠に陥れる策士諸葛ナタリーと、盛りだくさんでございました。
 しかし、逮捕後、モンクさんがその人の家の掃除をしていたおかげで敷金が戻ってきたという女性がどういう人だったか思い出せません。基本、男性の犯人が多いですしねえ。
 インタビュー番組自体は、リアルな番組であれば、その内、アンビリーバボーとかで使われそうな感じでしたw


 過去に登場した様々な人物がエイドリアン・モンクについてのインタビューを受けるという形で登場し、総集編的な一面もありました。
 古畑任三郎でも、こういう回がありましたよね。今泉くんが、カリマンタンの城の先生の別荘か何かのある部屋に、古畑さんを閉じ込めるというアレ。


 クローガー先生は亡くなってしまいましたし、ベル先生がモンクさんを担当してまだ日が浅いですから、そこのところは仕方ないとしても、ケビンとシャローナにも話を聞いてもよさそうに思いますね。
 もちろん、シャローナはナニがナニですので、今のところは難しい(次のシーズンがどうなるかは別として)のでしょうけど、ストーリー内での貢献としては残念ながらナタリーを凌駕していますしね。
 トゥルーディ爆殺のショックによって引きこもっていたモンクさんを引きずり出し、警察のコンサルタント業を開始させ、そしてコンサルタントをやらせた結果、モンクさんに対する警部の評価も改善と、序盤におけるモンクさんの唯一の味方として八面六臂の活躍だったと言えるのではないでしょうか。


 インタビューの中で興味深いのは、やはり小学校の先生、ナタリーとアンブローズではないでしょうか。


 まず、小学校の先生が、モンクさんを聡明な少年だと思っていた事に驚かざるを得ません。
 確かに頭脳は明晰でしょうけど、毎朝母親にヘルメット被らされて登校して来る子、しかも行動は今とあまり変わらない子が、例え勉強が出来たとしても、聡明だとは思わないのではないでしょうか。インタビュー用のコメントですかねえ。


 ナタリーの「被害者が女性だと、特に深く悲しんでいる」という証言も意外でした。
 確かに、この前のチェスチャンピオンの時などはそういう気配がありましたが、あれは事前に守ると約束していたのに守れなかったという自戒のようでしたし、どちらかと言うと、普段、殺人にはあまり動じていないようでしたので、むしろ、殺人現場を見るに慣れていて感慨も少ないのかなと思っていました。
 被害者の心情を語る事もあまりないように思いますし。


 アンブローズのインタビューでは、父親蒸発時とトゥルーディ爆殺の日の夜の事が語られました。
 父親蒸発時、アンブローズと母親が引きこもりになり、モンクさんが家の事を取り仕切っていたというのも初耳でしたが、確か、母親が高校の陸上選手権とかを見に来ていたとかいう発言があったような気が。(笑)
 そして、トゥルーディが死んだ日の夜、モンク家に戻ってきたモンクさんをアンブローズが見ていて、「魂が抜けていくのを見た」と感じていたようです。
 それから長い時間、モンクさんとアンブローズの断絶が始まるのですが、この時、アンブローズが一声かけられれば、かけるだけの強い心があれば、エイドリアン・モンクの人生も大きく変わっていたでしょうねえ。


 あと、ファーザー、相変わらずでクソワロタw
 放禁で悪態つくなw




 次回!
 ハロルドの姦計によって、エイドリアン・モンク幼児退行す!
 カエルのぴょん太くん(非ぬいぐるみ等)飼ってた!
 果たして、ハロルドの言うベル先生よりいい先生とは!
 神回の予感!


 いやあ、「自然はばっちい」と幼児に教えていた人とは思えぬ有様w