【頭じゃないけど】

 『ライトスタッフ』を見まして。
 序盤、中盤、終盤、それぞれ見所がありますが、特に終盤のテキサスでの歓待のシーン以降、落とし所を見極めさせない手腕は見事かと。
 多少、消化不良の感もありますが、イェーガーのおかげで緩和されている気がします。そこだけ見れば下手な青春映画ですが。
 線を2本にして、それぞれで補い合ったってところなんですかねえ。言うのは簡単ですけど。
 コメディタッチのネタの積み方が、どっちかと言うと日本向けで、繰り返しの天丼なんかもありますし、スカシもありました。勿論、蔑み笑いなネタもありますけど、逆にやり込められたりしてましたし、そんなには気にならなかったです。


 アボリジニの魔力の意味がよく分からんけど、まあよし。


 ベルX-1*1と終盤イェーガーが乗ってた戦闘機は、言ってしまえばMS−02とビグザムくらいの差があるんだろうけど、こっちは、その間、十年以上。
 そういうスパンのMSってのもいいかもしれませんね。


 っつーか、タイトルで分かった方もおられるかもしれませんが、ちょっとパトレイバーに似てるところがありまして、パトレイバーのヒロミちゃんのモデルや、ウルトラセブンのフレンドシップ計画の元ネタがあったですよ。
 イェーガーはもしかすると泉さんかもしれない。

*1:“あの”ベル研のものらしい