【鑑賞物】

 と言いますのも、今日は見る物が多かったんですよ。
 フレッツスクエアで配信が始まったガンダムの一話、結局録画した米国映画ヒーロー悪役ベスト100。
 ンで、あんまり見るつもりがなかったスーパーの女を見てしまいまして。


 でまー、ガンダム1話は、ジーンのザクが鼻ちぎりを受けるシーンは目を覆いたくなる感じでしたが、よくよく見てみると、サイド7市民やV作戦機のマニュアルを運んでいた連邦のエレカって、連邦の有線ミサイルの流れ弾でくたばってるんですねえ。
 流石は腐連邦(くされんぽう、と読む)、スペースノイドも自軍の兵も消耗品です。


 米国(中略)ベスト100は、ベスト100ではなくて、それぞれ50位ずつ発表されまして。
 ぶっちゃけ、内容的にも期待はずれだったわけですが、幾つか思うところありまして。
 火星人が、マーズアタックや宇宙戦争や古いSF映画、全部ごったにされてたのはいいとして。


 エイリアンがランクインしてるのに、プレデターはランクインしていない。
 ジョーカーがランクインしていて、スーパーマンもランクインしてるのに、レックス=ルーサーはスルー。
 フレディーがランクインしても、ジェイソンはスルー。
 OPでは映像が出ていたDr.イーブルのようなコメディー色の濃い悪役は皆無。
 その代わり、ほぼ4パターンの悪役が大半。
 つまり、フジテレビの13:30から始まる昼ドラマに出てきそうな悪女。
 そして、仁義なき戦いの大友勝利みたいな武闘派系ギャングの親玉。
 龍騎の蛇の兄ちゃんみたいな殺人鬼な人。
 龍騎の虎の兄ちゃんみたいな、ちょっと間違っちゃってた人。(タクシードライバーの主人公みたいな?)
 っつー4パターンがほとんどで、ちと寂しいよ、アッシは。
 日本だと例えば、カリスマなデスラー総統、武人なドズル閣下や暗黒大将軍あたりも食い込んでくると思うんですけどねえ。もしかして、米国ではそういうのは流行らないのかしら?
 ンで、もしかして、コメディー系の悪役、アメリカ生まれで日本でも有名な、ブラック魔王やケンケンのようなパターンの悪役と言うのは、ギャグキャラに分類されるのかしらーと思いつつ。
 ブラック魔王なんか、チキチキマシン猛レースだけじゃなく、その後にもポッピーだとかってな鳥を追いかけるスカイキッド・ブラック魔王として別作品で活躍するほどですし、決して、分類が確立されてないってことは無いと思うんですが、ちと解せぬところ。


 まー、その、米国悪役事情みてーのをちょっとでも垣間見れたので、一応良しとしておきやす。
 ちなみに、ヒーローの1位は、ルーク=スカイウォーカーやインディージョンズではなく、アラバマ物語のアティカス弁護士でした……。いや、確かに、立派な人物だとは思いますけどね。


 で、問題はスーパーの女ですよ。
 ホントに見るつもりはなかったんですが、安売り大魔王のテーマっつーBGMが聞こえてきまして。
 で、あのインチキくさくも勇ましい曲調が大好きでして。(笑)
 っつーか、店長と肉屋の大将がパクられたとして、なんで安売り大魔王の社長だか店長は店に出られるんですかねえ。供述がちょっとでも出りゃあ、社長だか店長だかも、パクられると思うんですが。
 ちと重箱隅な気もしますが、解せぬところ。