【今日気になった言葉】
『地獄大使』
今までは、それぞれ地獄と大使に繋がってましたが、今や地獄大使というキーワードが設立され、そのような恥辱はもはやなく。
うーむ、内容を書き加えたいが、書き加えていいものかどうか……。
以下、文案。
地獄大使
演じたのは、故・潮健児氏。
『仮面ライダー』に登場するショッカー日本支部最期の大幹部。
ショッカー三大大幹部の中でも仮面ライダーと最も長く闘った。
正体は怪人ガラガランダ。
本名はダモンという名で、サンフランシスコのスラム街の生まれ。
従兄弟ガモン(後の暗闇大使)と共に、東南アジアの某国(仏領インドシナ?)に渡り、革命の指導者として指揮を取る。
『仮面ライダーSPIRITS』では、ガモンを謀殺した後、ショッカーに入ったらしい。
(革命の同志に裏切りを受け、ガモンと共に戦死。
しかし、その実力を評価していたショッカー首領の力によって蘇生したという説もある)
有名な事だが、従兄弟の暗闇大使とは非常に仲が悪い。
そして、死神博士とも折り合いが悪く、何故かゾル大佐やブラック将軍にも多少見下されている節がある。
(第二次世界大戦中のドイツ出身の幹部が多いため、アメリカ生まれの地獄大使は疎まれていたのかも知れない。ちなみに、直接面識のあるドクトルG、死神博士(生まれは東京?)、ゾル大佐はドイツ出身、ブラック将軍はロシア出身である)
地獄大使となった後は、北米または東南アジアでショッカーの世界征服のために辣腕を振るったという説があるが、どちらが正しいのかはよく分からない。
地獄大使の作戦傾向は、よく言えば一気呵成、悪く言えば大雑把なところがあり、大量殺人や巨大アジトの建造を好んだ。
強引な作戦展開は、ほとんどの場合作戦失敗の元凶となったが、ピタリとハマった時(怪人セミミンガ、怪人カミキリキッドなどの場合)には、あわや作戦成功というところまで行き着いた。
ライダーとの激闘によって日本支部が疲弊した頃、南米に左遷を受けた死神博士に代わって、ショッカー日本支部三代目指揮官として着任。
配下の怪人は何故か昆虫の怪人が多かった。
他の幹部とは違って陣頭指揮を好み、本郷猛こと仮面ライダー1号に電磁ムチを振るう事も多々あり、大いに仮面ライダーを苦しめた。
怪人ギリザメス以降のほとんどの怪人は、ショッカーベルトが銀から金に変わった強化怪人であり、紀伊半島勝浦港近辺に海底基地を建設する作戦などを筆頭に善戦したが、ゲルショッカーの影が見え隠れするようになった頃から首領に冷遇を受け、危機感を強める。
最後は怪人ガラガランダとなって、本郷猛に挑むが敗北を喫する。
最後の言葉は、
「きっと甦って、必ずお前を倒す……。
ショッカー軍団、万歳ッ!」という見事な散り様だった。
その後、デストロンの再生手術を受け、ゾル大佐、死神博士、ブラック将軍、ドクトルGと協力したが、アジトの爆発に巻き込まれ、死亡したとされる。
また、近年、『仮面ライダーSPIRITS』では、暗闇大使が地獄大使に謀殺された復讐のため、地獄大使を復活させた。
地獄大使としても、なにやら含むところがあり、これからの地獄大使の行動に目が離せない。
『仮面ライダーSPIRITS』では首領の真の名とされるJUDOに何を望むと問われた際、
「世界征服にございます」と答えたのは、実に地獄大使らしい。
尚、地獄大使は、ある時、仮面ライダースーパー1を倒した事もある。
私見ながら、首領を除いた大幹部の中で、復活を宣言し、それを成した大幹部は地獄大使だけではないだろうか。
また、後に首領が控えぬ状況で、組織を背負って戦ったのは地獄大使だけではないだろうか。
ちと私見入りすぎかなぁ?