【緋ざくら大名】

 ちと録画しくじって、はじめの30分ほど見れなかったんですが。


 大川橋蔵主演の時代劇。
 スカッとする映画でありました。


 橋蔵さんは、さる大名の次男坊。
 だもんで、家中にさしたる用も無く、乳母らしきばあやさんの長屋などを渡り歩き、遊び呆けている始末。
 そんな橋蔵さんに、これまたさる大名の姫との縁談が。
 しかし、そっちの大名家には、お家乗っ取りの危機が迫ってきていた。
 という感じの映画です。


 最終的にハッピーエンドで、お家乗っ取りは阻止され、お姫さんと橋蔵さんの二人は互いに相手を知らずに婚礼の儀を執り行おうとするのですが、二人とも脱走。
 そん時の橋蔵さんの台詞が笑えました。
「やっぱりやだーン!」


 やだーンって、オイ。(笑)


 結局、長屋の前で二人は再度出会ってお互いの素性を知り、晴れて婚礼となり、終のマークが出る訳ですが、そん時のばあやさんの演技が諸々素晴らしかったです。
 ほんのちょこっとしか映ってないんですけど、そこで手を抜かないって感じのところがたまらなく好きです。


 あと、斬り合いで啖呵切っておいて、速攻逃げて、その後入った賭場が斬り合いの相手の親分が仕切ってる賭場とか、細かく笑わせてくれます。